58歳、筋肉痛はもう翌日には来ない

翌日は、正直なんともなかった。
「お、意外といけるやん」
そう思った2日後の朝、体がはっきり答えを出してきた。

前日は、思っていたほどしんどくなかった。
階段も普通に上れたし、体もそこまで重くない。
「まだ、そんなに衰えてないんちゃうか」
正直、そう思った。

ところがその翌日。
布団から出ようとした瞬間、
胸のあたりが、はっきり主張してきた。

「あ……これか」

若い頃なら、
筋肉痛はだいたい翌日に来ていた。
運動した次の日に、
「あー、きてるきてる」
そんな感覚だった。

でも今は違う。
忘れた頃に、
しかもじわじわとやって来る。

椅子から立ち上がるとき。
靴下を履くとき。
どれも大した動きじゃないのに、
体が静かに言ってくる。
「ちゃんと疲れてますで」と。

正直、少し笑ってしまった。

「ああ、回復、遅くなってるな」
「これが58歳の現実か」

でも、考えてみれば、
ちゃんと体を動かした証拠でもある。
何もしなかったら、
痛みすら来ない。

翌々日に痛みが来るのは、
衰えというより、
今の体のペースなんやと思う。

58歳。
無理はしない。
でも、何もしないのは、もっと嫌だ。

回復が遅くてもいい。
回数が少なくてもいい。
ガチじゃなくていい。

やめていないこと。
それだけを、今は大事にしている。

「まだ動けてる」
「まだ続けられてる」

その事実のほうが、よっぽど価値がある。

60代に入ったとき、
「何もしてなかったな」と思うより、
「細々でも続けてたな」と思えるほうがいい。

この体と、
これからも、うまく付き合っていきたい。

同じように、
「痛み、2日後に来るわ…」
という人、きっと多いと思う。

それも含めて、
今の自分なんやと思います。

僕だけちゃうよな。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
また、ふらっと覗いてもらえたらうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次